お世話になっております、オフィス回復ドットコムです。
豊島区池袋を中心に関東一円範囲で「内装工事」「原状回復工事」をメインにお手伝いさせていただいている内装業者でございます。
今回は、
建具工事とは
お話させていただきます。
建具…よく聞く言葉だけどそもそもどういう意味なのか?
そしてどんな工事内容なのか、ざっくりとお話させていただきます。
建具とは
ドアの鍵を交換するイメージ画像
建具とは、建物の中でも人の出入りや、空気の入れ替えなど、あらかじめ「開口」された箇所に対し、開け閉めができる仕切りを指します。
具体的には、
- ●窓
- ●ドア
- ●戸
- ●(障子(しょうじ))
- ●(襖(ふすま))
などがございます。
部屋の間仕切や、外部とお部屋との境目に設置されております。
建具の役割
- ●外からの雨・風・ホコリや虫などの侵入を防ぐ
- ●断熱
- ●防音
- ●火が燃え広がるのを防ぐ
- ●プライバシー保護
外からの雨・風・ホコリや虫などの侵入を防ぐ
人の出入りや、空気の入れ替えのためにどうしても建物に開口を開けなければいけません。
しかし開けっ放しになっていては当然ながら、外からの雨風、ホコリなどを防ぐことはできません。
特に玄関や窓に関しては、頻繁に開け閉めが行われるためデザインや使い勝手の良さには気を配る必要があります。
断熱
玄関や窓など、外部と接するところはもちろん、窓際の廊下部分など、
建具がなかった場合暑さ寒さが直接的に感じられる箇所は多いです。
あるいは、お風呂が部屋の中にあったとしたらあっという間に部屋の空調の影響で冷えたり、変に暖まったりしてしまうでしょう。
防音
出入口が開放されている飲食店では、楽しそうに語り合う声が聞こえてくるでしょう。
しかし、もしも出入口を閉めることができなかったら… または、個室スペースとして部屋を分けたにも関わらず、開閉できる戸が付いていなかったら、音は筒抜けになってしまうでしょう。
火が燃え広がるのを防ぐ
不燃素材を使用した建具により、火災の際の延焼防止に役立ちます。
今回は詳細については割愛させていただきますが、「防火地域」「準防火地域」として指定されたエリアは特に、火災の被害を最小限にするために建具や、設備を防火基準を満たせるようにしなければなりません。
ともかく、建具があることで延焼の起こり方が大きく変わるのです。
プライバシー保護
もしも集合住宅の玄関ドアが全部無かったとしたら家族や、訪問中の友人との声が筒抜けになり、また中で過ごす様子が丸見えになってしまうでしょう。
防音はもちろん、目隠しなどプライバシー保護の目的も持っています。
建具工事の主な内容
建具工事は挙げると非常に様々な項目があります。
どんな工事があるんだろう、と思われた方のために主な工事内容を列挙いたします。
●ドア工事
延焼防止効果の上昇、機能向上、防犯性の向上、デザイン性の向上のために行います。
ドアそのものを交換し、機能向上を行うこともあれば、塗装や化粧シートを貼ったり、開き戸を引き戸に変更したりとデザイン面の変更のために行われたり、様々な種類、種別があります。
また、細かな工事としては鍵交換やドアクローザー(自動的にゆっくりドアが閉まるようにする機器)の取付なども建具工事と言えるでしょう。
また、ドアは外部と内部を繋ぐ、玄関や勝手口だけではございません。
例えばオフィス内の会議室などへの入り口や、店舗の従業員室やトイレなど、
様々な箇所にドアや戸は付いています。
新設・補修・改修など様々な場面でドア工事が発生してくるでしょう。
●窓工事
窓工事も同じく、断熱性・防音性の向上や、防犯性、デザイン性の向上が見込めます。
また、窓には当然窓枠=サッシが付いているため、窓工事にはサッシの取替なども含まれます。
窓を取り外すためにはサッシも取り外す必要があります。
建付けの改善(窓の開閉の改善)のためにサッシを交換したり、断熱性や、防音性向上のための複層ガラスへの交換、また、開口を大きくし、現代的な採光性のよい窓への交換を行ったりもします。
その他、古い建物であればサッシの鍵が古く、防犯性が低い可能性が高いので原状回復のタイミングなどで新しいタイプの鍵がかけられるように交換することもございます。
その他、小規模な工事としてはガラス飛散防止のためのフィルム貼りなども需要があり、しばしば行われます。
建具は時代と共に変化、進歩している
建具に限ったことではありませんが、ここ30年ほど前と今とでは、防災・耐震に対する基準や建材、バリアフリー化に対する考えなど大きく進歩しています。
建具は、建物の見た目に大きく関わるため交換をする際などは特に慎重に考え、
見た目はもちろん、機能性にも目を配り、工事を計画することが大事なのではないかと考えられます。
また、前述したように社会全体が防災に対する意識向上を今まで以上に図るようになりました。物件オーナー様(管理者様)も時代に即した安全な住居づくりについてより一層考えさせられる世の中になっていると考えられます。
建具屋という職業について
「建具屋」という職業をご存知でしょうか。
一般的になじみが薄いように感じられるかもしれませんが、その名の通り建具を取り付ける際、いなくてはならない専門的な職人となります。
ドアの取付、交換やノブの修理、ふすまの取付・修理など建物を建てる時だけでなく、
メンテナンスを行う上でも欠かすことのできない職業と言えます。
前述した建具工事の中で、塗装や化粧シート貼りを行う工程はそれぞれ塗装屋さんやダイノックシート屋さん(ダイノックシートとは、化粧シートの一種)と呼ばれる業者・職人が行い、建具の取付は建具屋さんが行います。
このように、「建具工事」という項目の中でも複数の業者・職人が同時に施工に関わることは工事の中でしばしば発生します。(相番・合番といいます)
建具取付の実際の様子
ここからは実際の施工写真を用いて簡単に説明させていただきます。
オフィス内ガラスパーテーション施工の際、ドア周りの施工を行っている様子
上の写真はオフィス内ガラスパーテーション施工に伴うドア周りのガラス取付の様子です。
ちなみに建具の取付の際のガラスの取付はガラス屋が、既製品パーテーション施工についてはサッシ屋などが行う場合がございます。
さらに前述のように、ドアに塗装や化粧シートを施工する際はそれぞれ別の業者を呼び、
同時に工事にあたる場合もございます。
建具工事と一言に言えど、中に複数の業者や職人が入っていることも多いです。
ドア周りの施工が完了した様子。ドアが施工され、パーテーションにはガラスがはめ込まれています
ドアや正面部分、周辺部のガラスの施工が完了した様子はこちらとなります。
まとめ、最後に
以上、建具工事とは についてお話させていただきました。
- ●建具とは、人が出入りしたり空気を入れ替えたり、ホコリなどが侵入しないために開口部分に設置される開け閉めのできる仕切りを指す
- ●建具工事とは、ドアや窓、襖などの取付や交換、メンテナンスを行う工事を指す
- ●建具工事は、デザイン変更や修理交換の他、機能向上や、防災の基準が変わった際に改修として取付・交換を行うこともある
- ●建具工事は、複数の業者・職人が同時に入り、施工を行うことが多い工程であると言える
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