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カテゴリー別アーカイブ: マンション/アパート

テナントの原状回復工事とは?|知っておきたいポイント

こんにちは、オフィス回復ドットコムです。

東京都豊島区池袋にオフィスを構え、関東一円範囲で内装仕上げ工事・原状回復工事を
施工している内装業者でございます。

内装についてなら何でもお気軽にご相談ください。

 

賃貸物件を借りる際、多くの入居者が契約条件として遭遇するのが
「原状回復工事」です。

しかし、この用語が一体何を指すのか、そしてどのような意味を持つのかを
理解することは重要です。

この記事では、テナントの原状回復工事について詳しく解説します。

 

状回復工事とは?

 

原状回復を伴う内装解体の様子

オフィスにて、原状回復を伴う内装解体を行っている様子

 

原状回復工事は、賃貸物件を入居する際に契約条件として取り決められる、物件を元の状態に戻すための工事です。
具体的には、入居前または退去時に、物件の内外装や設備に生じた変更や損傷を修復する作業を指します。
これは、不動産所有者が次の入居者に物件を提供する際に、良好な状態を保つための措置です。

 

 

状回復工事の内容

 

原状回復工事に含まれる内容は、物件の状態や契約条件によって異なりますが、
一般的な項目には以下が含まれます:

 

1.内装および外装の修復
壁や床の修繕、塗装の補修、建具や窓の修理などが含まれます。

2.設備や機器の取り外し
入居者が設置した家具や設備、機器類の撤去や解体が行われます。

3.配管や配線の修復
水道管や電気配線の修理や交換が必要な場合に行われます。

4.清掃作業
物件内外の清掃作業が実施され、汚れやゴミが除去されます。

5.その他の修復作業
ドアや窓の修理、防水工事、外壁の補修などが含まれます。

 

 

状回復工事の重要性

 

 

原状回復工事は、不動産所有者と入居者の間で契約条件として定められるため、
入居者は契約書の内容を遵守する必要があります。

また、退去時に原状回復工事を実施することで、保証金の返還を受けるための
条件となる場合があります。

さらに、物件を次の入居者に提供する際に、良好な状態を
維持することで、所有者の評判や物件の価値を維持する役割も果たします。

 

 

 

とめ

 

テナントの原状回復工事は、契約条件として重要な役割を果たします。
入居前や退去時に、物件の状態をチェックし、必要な修復や清掃を
行うことで、円滑な入居や退去を実現し、物件の価値を維持することができます。

不動産を取引する際には、この原状回復工事のポイントを
把握しておくことが大切です。

 

 

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原状回復工事の肝-原状回復の細則とは?

こんにちは、オフィス回復ドットコムです。

東京都豊島区池袋にオフィスを構え、関東一円範囲で内装仕上げ工事・原状回復工事を中心に施工している内装業者でございます。

内装工事のことなら何でもご相談ください。

 

 

原状回復工事は、賃貸住宅や商業施設などの建物を入居前の状態に戻すプロセスです。

このプロセスの鍵となる部分が「原状回復の細則」です。

この記事では、原状回復の細則について詳しく説明し、なぜそれが重要なのかをわかりやすく解説します。

 

状回復とは何か?

まず、原状回復とは何かを理解しましょう。
原状回復は、入居者やテナントが建物を使用した後、建物を元の状態に戻すことを指します。
これは、壁、床、天井、設備、および他の内装要素を含みます。
入居前の状態に戻すことで、新たな入居者やテナントが快適に使用できるようになります。

 

 

状回復の細則とは?

原状回復の細則は、契約や法的要件に基づいて、原状回復工事の範囲と
プロセスを規定するものです。

これは、賃貸契約書や地域の法律によって異なりますが、
一般的には以下のポイントが含まれます。

  • 〇修復とクリーニング: 元の状態に戻すために、壁、床、天井、設備の修復やクリーニングが含まれます。これには穴や傷の修復、塗装、カーペットのクリーニングなどが含まれます。
  • 〇原材料の再使用: 契約によって異なりますが、元の材料や設備の再使用が求められることがあります。新しいものを設置する代わりに、古い材料を再利用することが契約で決まることがあります。
  • 〇改善の撤回: 借主が行った改善やカスタマイズを元の状態に戻すことが求められることがあります。例えば、壁に取り付けた棚や照明などを撤去することが含まれます。
  • 〇清掃と最終検査: 原状回復工事が完了したら、徹底的な清掃が行われ、最終検査が行われます。最終検査では、契約に規定された仕様に準拠しているかどうかを確認します。

 

 

ぜ原状回復の細則が重要なのか?

 

原状回復の細則は、借主と貸主、または入居者と不動産所有者の間の関係を明確にし、紛争を防ぐのに役立ちます。以下はその重要性のいくつかの理由です。

  • 〇法的遵守: 契約や法的要件に従うことは法的に義務付けられています。原状回復の細則に従うことで法的トラブルを防ぎます。
  • 〇財産価値の維持: 建物の状態を維持することは、資産価値を保つために重要です。原状回復工事は建物の長寿命と価値を保つ役割を果たします。
  • 〇次の入居者やテナントのため: 新たな入居者やテナントにとって、清潔で整備された状態の建物が魅力的です。原状回復工事によって、次の利用者が快適に過ごせる環境を提供できます。

 

 

とめ

原状回復の細則は、建物の状態を維持し、借主と不動産所有者の関係を
明確にするために必要不可欠です。
契約書や法的要件に基づいて、原状回復工事の範囲とプロセスを明確に定義し、
建物の価値を保ち、円滑な引き渡しを実現しましょう。

 

こちらのブログも参照ください。

原状回復工事とは?賃貸の大切なポイント

原状回復工事|床工事の原状回復内容について

原状回復工事|天井の塗装について 施工写真 豊島区池袋

 

 

 

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内装工事の流れ

こんにちは。

オフィス回復ドットコムのY.Yです。

当社は東京都豊島区池袋にオフィスを構え、関東一円で内装仕上げ工事・原状回復工事を中心に施工している内装業者でございます。

今回は非住宅建築における基本的な工事のおおまかな流れをご紹介します。

それではご覧ください。

 

 

①壁下地墨出し

 

 

建物の基準墨から図面に基づき間仕切り壁下地に組む位置、
ボード貼りの仕上がり位置、開口部などの墨を出します。

 

 

②空調設備・電気配線

 

 

天井に空調設備の設置及び配管に合わせ照明器具等の電気配線を行います。

 

 

 

③天井・壁下地組

 

 

 

LGSなどで天井の下地を組み、その後①の墨を基準に壁下地を組みます。
(耐火区画壁の場合は天井スラブまで壁下地を先に組みます)
次に壁下地の間に配線の管を通しコンセントやスイッチを
取り付けるためのアウトレットボックスを入れて下地に固定します。
また仕様に合わせ壁下地にロックウールなどの断熱材を充填をします。

 

 

 

④室内建具枠の取付

 

 

 

建具の枠を壁や天井の下地に取り付けます。

 

 

 

⑤ボード貼り

 

 

収音性能や防耐火性能などにより定められる仕様の石膏ボードノドをビスで天井・壁下地組の固定します。

その後照明器具やコンセント・スイッチの位置のボードを開口します。

 

 

 

 

⑥二重床工法

 

 

支柱調整式はベースプレートを床に固定し支柱を並べパネルを置きます。
プラスチックなどの支柱一体型は不陸をクッションシートなどで
調整しつつ設置をして、最後に床に電気やLANケーブルなどの配線をします。

 

 

 

⑦仕上げ

 

 

最初に壁や天井にクロスや塗装などを施します。
(天井などの塗装はボード貼りが完了後に行います。)

次にタイルやカーペットなどに敷き込み、巾木を取り付け
最後に照明器具やコンセント・スイッチのプレートを取り付けて完成です。

 

 

 

 

 

 

最後に

 

いかがでしょうか、弊社は空調設備の設置、LGS組立、ボード貼りなどあらゆる工事を行っております。

今回は軽く流れをご紹介させていただきました。
他にも過去ブログでは様々な施工事例もございますのでそちらも是非ご覧ください。

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GLボンドを使った石膏ボードの貼り付け:耐久性と効率性を兼ね備えた内装工事

こんにちは、オフィス回復ドットコムです。

東京都豊島区池袋にオフィスを構え、関東一円範囲で内装仕上げ工事・原状回復工事を中心に施工している内装業者でございます。

このブログでは、オフィスの様々なテーマについて解説したり、施工事例をシェアしたりしています。
読者の皆様が楽しんでいただけるよう、わかりやすく、そして今後内装工事について考えてる
皆様に役に立つ情報を提供していきたいと思っています。

オフィスの内装工事のことなら何でもご相談ください

ご紹介させていただく内容は、「GL工法」の一部についてご紹介します。

 

GLボンドを使った石膏ボードの貼り付けについて

 

今回は施工事例や施工の様子ではなく、実際の施工方法についてご紹介したいと思います。

タイガーGLボンド:吉野石膏様より引用

タイガーGLボンド:吉野石膏様より引用

内装工事において、石膏ボードは広く使われる素材の一つです。
その中でも、GLボンドは優れた接着力と耐久性を持ち、石膏ボードの貼り付けに効果的です。
GLボンドを使った石膏ボードの貼り付けは、効率的で均一な仕上がりを実現するだけでなく、耐久性も向上させることができます。
この記事では、GLボンドを使った石膏ボードの貼り付け手法とその利点について詳しく紹介します。

 

 

 

GLボンドを使った施工の写真がこちら

GLボンドを使った施工の写真がこちら

 

 

GLボンドとは何か?

GLボンドの特性と用途について説明します。

GLボンドは木材や合板、石膏ボードなどの素材を接着する際に使用される接着剤です。強力な接着力と耐久性を持ち、石膏ボードの貼り付けに適しています。

 

 GLボンドを使った石膏ボードの貼り付け手法

1.下地の準備
壁面を清掃し、平坦な状態に整えます。必要に応じて下地処理を行います。

2.GLボンドの塗布
石膏ボードの裏面に均一にGLボンドを塗布します。
適量のGLボンドを使い、ムラのない塗布を心掛けましょう。

3.石膏ボード貼り付け
塗布したGLボンドの面と壁面を密着させ、石膏ボードを貼り付けます。
適切な圧力をかけ、均一な接着を確保します。

4.乾燥と仕上げ処理
貼り付け後、GLボンドが完全に乾燥するまで待ちます。
その後、ジョイント処理や表面の仕上げを行います

 

 

※ジョイント処理とは(目地処理工法)

ジョイント処理は、石膏ボードの貼り付けにおいて、石膏ボードの接合部分やひび割れ、へこみなどの処理を行う工程です。
石膏ボードは一枚の大きな板ではなく、必要な寸法に合わせて複数の板を貼り合わせることで壁面や天井を形成します。
その接合部分や隙間を埋め、均一で美しい仕上がりを実現するために、ジョイント処理が行われます。

ジョイント処理は、GL工法において石膏ボードの接合部をきれいに仕上げる重要な工程です。
以下に一般的なジョイント処理の手順をご説明します。

 

1.ジョイントテープの貼り付け
石膏ボードの接合部にジョイントテープを貼り付けます。
ジョイントテープは、クラック(ひび割れ)を防止し、接合部を強化する役割を果たします。
接合部全体にテープを均等に貼るようにしましょう。
テープを貼る際には、接合部をしっかりと押さえながら作業することが重要です。

 

2.ジョイントコンパウンド(ボンド)の塗布
ジョイントテープが貼り付けられたら、ジョイントコンパウンド(ボンド)を使用してテープを埋めます。ジョイントコンパウンドは、石膏ボードの表面をなめらかに整え、接合部を一体化させる役割を果たします。広い刷毛やスポンジを使い、均等にコンパウンドを塗り広げましょう。

 

3.コンパウンドの乾燥
ジョイントコンパウンドが十分に乾燥するまで待ちます。
乾燥時間は製品の指示に従って確認しましょう。
乾燥時間が短い場合は、加熱や乾燥機を使用することで早めることもできます。

 

4.サンディング(研磨)
乾燥したジョイントコンパウンドをなめらかに仕上げるために、サンドペーパーやサンドスポンジを使用して研磨します。
不要な凹凸やザラつきを取り除き、接合部を均一な状態に整えます。
サンディング後は、掃除機や布で壁面を清掃しましょう。

以上が、一般的なジョイント処理の手順です。

ただし、具体的な手順や材料の使用方法は、現場の状況や施工条件によって異なる場合があります。プロの内装業者に相談し、適切なジョイント処理を行うことをおすすめします。

 

 

石膏ボードを貼り付ける写真

 

GLボンドを使った石膏ボード貼り付けの利点

・強固な接着力
GLボンドは優れた接着力を持ち、石膏ボードを壁面にしっかりと固定します。

・耐久性の向上
GLボンドによる接着は耐久性に優れており、長期間にわたって石膏ボードの剥離や浮き上がりを防ぎます。

・効率的な施工
GLボンドを使用することで、石膏ボードの貼り付け作業が迅速かつスムーズに行えます。

 

注意事項とプロのアドバイス

・適切な下地処理が重要です。壁面の清掃や平坦化を丁寧に行いましょう。

・GLボンドの適切な塗布量と均一な塗布が必要です。指示に従って作業を行い、ムラのない貼り付けを心がけましょう。

・必要に応じて専門家の助言や指導を受けることをおすすめします。

 

 

まとめ

GLボンドを使った石膏ボードの貼り付けは、内装工事において効率性と耐久性を追求する上で重要な手法です。

強力な接着力と耐久性により、石膏ボードの剥離や浮き上がりを防ぎ、長期間にわたって美しい仕上がりを保ちます。

正しい手法と適切な施工を行いながら、GLボンドを使った石膏ボードの貼り付けを行いましょう。その結果、耐久性に優れた内装仕上がりを実現できるでしょう。

 

ご依頼・お問い合わせはこちらから

内装仕上げ工事にご興味やご依頼がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
お客様のご要望やご予算に合わせた最適なプランニングと施工をご提案させていただきます。

 

GL工法を使用した原状回復工事の施工事例はこちら

原状回復工事(1)

 

 

 

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調布市マンション 原状回復工事

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豊島区池袋を中心に関東一円で「内装工事」「原状回復工事」をメインにお手伝いさせていただいている内装業者でございます。

 

マンションの一室の原状回復工事が今回紹介する内容となります。

 

 

 

原状回復工事の詳しい内容はこちらのブログを参照ください。

 

 

原状回復工事はいろいろありますが、どんな工事をするにしてもきれいに戻す工事をするわけですから、汚れ防止のために、しっかりと養生をしていきます。

 

 

 

養生を終えたら、既存のボードをはがしていきます。

 

 

次に、遮音シートを貼りつけていきます。

 

遮音シート以外にも遮音ボードというものがありますが、吸音ボードとの違いはこちらのブログを参照ください。

 

 

今回は普通のボードを貼っていきます。

 

 

 

パテ処理のあと、クロスを貼っていきます。

 

 

クロスまで終えましたら、最後に掃除・片付けをして完了となります。

 

以上、原状回復工事の一連の流れでした。

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【リフォーム工事】江東区豊洲マンション 内装工事「間仕切り壁作成」

こんにちは、オフィス回復ドットコムです。

東京都豊島区池袋を中心に関東一円で【内装工事】全般【原状回復工事】を

施工している内装業者(内装会社)になります。

 

今回ご紹介させていただくのは、マンションの内装工事になります。

「マンション・アパート」の模様替えなど部屋を増やしたいなどここ数年多くなってきております。

お部屋・個室を作りたい時は壁を作る簡易パーテーションを設置するなど様々な方法があります。

ご紹介させていただくのは、新しく壁を作成させていただく工事になります。

新しく軽量鉄骨(LGS)を設置してボードを貼り付ける工事を間仕切り壁造作工事といい、最後にクロス工事を施工して仕上がりになります。

 

ご依頼の際ですが、賃貸の場合、ロールスクリーンの設置で部屋を分けるなどは可能ですが、許可無くリフォームをして間仕切り壁をつくったり、金具やねじで壁に穴を開けて壁やパーテーションを固定するようなDIYは行わないように気をつけてください。

もし行った場合、退去の際に元の状態へ復旧しなくてはなりません。

復旧工事ならぜひ、お気軽にご相談ください。

きちんと許可をとった場合のみ施工可能ですのでまずは管理会社、オーナー様に確認をしてからお問合せいただけると助かります。

 

では、施工内容の詳細になります。

工事名称:リフォーム工事

工事現場:東京都江東区豊洲 マンション1室

工事期間:約2日間

工事内容

新しくお部屋を仕切る壁の作成です。

周りの養生を行い、LGS(軽量鉄骨)工事を施工し、LGSを基準にボードを貼り付けビスで固定していきます。ボードを貼り付け終えたら、クロスを貼り付け後クリーニングを行いお引き渡しになります。

 

 

一部の施工写真になります。

 

 

施工写真は以上になります。

リフォーム工事などについてはこちらも是非、ご参照ください。

【用語解説】内装工事における改修工事・改装工事などの用語について

 

 

今回は約二日間で全工程完了でした。

漠然と「部屋を2つにしたい!」場合は解体や大工工事、電気工事等があったりもしますので工事内容、費用、期間が増えたりすることがあります。

お部屋のイメージを変えたいという方がいましたらお気軽にご相談ください。

 

 

 

最後に

 

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(内装)解体材の分別について

お世話になっております、オフィス回復ドットコムです。
豊島区池袋を中心に関東一円範囲で「内装工事」「原状回復工事」をメインにお手伝いさせていただいている、内装業者でございます。

 

今回は、

 

(内装)解体材の分別について

 

お話させていただきます。

 

弊社でも解体作業は、原状回復工事の際や、間仕切り撤去など、必要になってくるシチュエーションも多いです。

 

今回はその中でも分別についてお話させていただきます。

ご依頼される側としては直接関係ない事かもしれませんが、弊社を含め、
工事会社全般のお話となるため ご興味がございましたらご覧いただければと思います。

 

 

 

 

現場で解体された材料は産業廃棄物として処理が必要

 

 

産業廃棄物搬出準備中の様子

産業廃棄物を「ガラ袋」と呼ばれるポリプロピレン製のゴミ袋に入れている様子。

 

 

私たち工事に関わるものに関わらず、事業活動に伴って生じた廃棄物(のうち、廃棄物処理法で規定された20種)は、産業廃棄物としての扱いになり都道府県の許可が必要になります。

 

 

現代では、建設リサイクル法の施行により分別解体が義務化されている

 

さらに、産業廃棄物は上記見出しの通り、建設リサイクル法によって分別が求められております。

 

地球環境問題を懸念し、現代では法令を遵守する企業はすべて分別解体をし、産業廃棄物を「最終処分場」または「中間処分場」に搬出しています。

 

 

 

 

解体廃材の主な種類

 

 

  • ●木くず
  • ●コンクリートガラ
  • ●鉄くず
  • ●プラスチック
  • ●廃石膏ボード
  • ●ガラスくず、陶磁器くず
  • ●混合廃棄物

 

 

 

木くず

 

内装解体時発生した木材の参考画像

内装材における木くずの代表は木軸の下地材です

 

 

木くずはその名の通り木材に関係するゴミとなります。

 

内装工事では、木材で組まれた家具や、木軸の下地材などが木くずゴミとして排出されます。

 

 

 

コンクリートガラ

 

 

※ガラとは、ゴミ のことです

 

コンクリートガラは、コンクリート造の建物において一部、または全体を解体した際に発生する解体材で、要するにコンクリートの破片です。

 

スケルトン工事などの内装解体においては発生することはありませんが、斫り(はつり。コンクリートを削ったり壊すこと)作業にて発生する破片が、コンクリートガラとして分別されます。

 

 

 

鉄くず

 

こちらは廃材ではありませんが、軽量鉄骨下地材の様子です。
これらは量が多くなれば鉄くずとして処分することとなります

 

鉄くずは鉄系の廃材すべてを指します。内装解体においては鉄板や、軽量鉄骨下地材(LGS)などが含まれます。

 

余談ですが、建物全体を解体する場合、鉄骨造や鉄筋コンクリート造では鉄くずが多く発生するため、しっかりと分別を行います。

 

 

 

プラスチック

 

 

プラスチックはその名の通りプラスチック系の解体材です。

 

内装解体においてはそこまで発生せず、排出量によっては混合廃棄物として出されることも多いです。

(混合廃棄物については後述いたします。)

 

 

 

廃石膏ボード

 

 

石膏ボードを解体した際に発生するゴミ、というより石膏ボードそのものを指します。

 

廃石膏ボードとして搬出する際はかなり厳しい基準があり、
真物(カットをせずに貼り付けられた材料)に近い状態にて、余計なゴミがついておらず、水濡れ等のないものに限るといったものに限られます。

 

例えば、解体の際接着剤や、クロスが付いてしまっているものは混合廃棄物として取り扱われてしまうため、内装解体を行う業者は特に大きな範囲ほど綺麗に解体できるよう、素早く慎重に取り外していきます。

 

 

 

ガラスくず、陶磁器くず

 

 

その名の通り、ガラス系の解体材を集めたゴミとなります。

ドアやパーテーション、窓などが該当します。

 

陶磁器くずも同様となります。

瓦やタイル、トイレなどが該当しますが、付着物が多いものなどはリサイクルが不能なため、リサイクル可能なものと不可能なもので分けられます。

 

 

 

混合廃棄物

 

原状回復の際発生したボードゴミですが、接着剤やクロスなどが付着しているため、ほとんど混合廃棄物として処理されます

 

 

混合廃棄物は、上記の廃棄物を含む、「分別が困難な混ぜゴミ」を指し、現場では混廃(こんぱい)などと言われることもあります。

 

量が少なかったり、接着剤などが付着している場合は分別が困難なため、混合廃棄物として処分することが多いです。

 

しかしながら、リサイクルのできないゴミとして処分することとなるため処分費が高くなってしまいます。

 

各工事業者は混合廃棄物がなるべく発生しないよう、しっかりとゴミを分別できるよう効率よく素早く解体を行います。

 

 

 

 

解体作業の様子

 

 

ここからは、実際の解体作業の写真を数点用いてご紹介いたします。

 

以下は飲食店の原状回復工事の現場にて、石膏ボード解体の様子となります。

 

石膏ボード解体の様子①

重ね貼り(増し貼り、二枚貼り)となっているボード材解体の様子

 

 

飲食店原状回復工事の石膏ボード解体の様子②

同じアングルにて、重ね貼りされていた石膏ボードの2枚目を解体した様子。

 

 

こちらの飲食店では強度増加のため石膏ボードが重ね貼りされておりました。

 

廃石膏ボードを搬出する際、なるべく粉々にならないよう丁寧に外していきます。

搬出、清掃の際苦労するという点や、処理業者の事も考えてなるべく綺麗に外し、重ねていきます。

 

下部に露出している損耗の激しい軽量鉄骨下地材や、グラスウール断熱材も新しく交換、施工し、ボードを貼り替え、その後クロスを貼り替えるなど行い完了となります。

 

 

 

ボード材の施工がだいぶ進んでいった様子。
天井や一部を除く壁ボードの貼り替えが進んでいる様子

 

 

 

まとめ、最後に

 

 

 

 

以上、解体材の分別について お話させていただきました。

 

ご依頼をされる方としてはあまり知ることはないかもしれませんが、
解体材や、その処分方法などによって処分費が大きく変わってまいります。

 

私たちもコスト削減や、環境保全のため分別についてはしっかりと行い、時代や法律に合わせて変化していかなくてはなりません。

 

なお、余談となりますが内装業者では、分別の他に騒音対策という問題が発生してまいります。

そのため、特に騒音に厳しい場合も丁寧に外し、場合によっては電動工具の使用を控えなければなりません。

 

このように解体作業に関わらず、工事の際は丁寧に分別、お客様へご対応させていただきます。

 

お困りごとやご相談ございましたら、お気軽にお申し付けください。

 

 

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スラブとは

こんにちは、オフィス回復ドットコムです。

東京都豊島区池袋にオフィスがあり、関東一円で【内装仕上げ工事・原状回復工事】を手掛けております。

 

本日はスラブについてです。

スラブという言葉、聞きなれない方が大半だと思います。

建築用語なのですが、現場では当たり前だそうです。

 

簡単に言うと、鉄筋コンクリート造(RC造)の床や屋根のことを指します。

元々は「平板」「石板」を意味する言葉で、「スラブ」とだけ表記した場合には必ずしも建築における用語ではないと言えるでしょう。

スラブはその意味どおり、基本的には平らな板のような形をしています。床を指す時には「床スラブ」、屋根を指す時には「屋根スラブ」ということもあります。

スラブは一般的にコンクリート製で、強度を保つために鉄筋が格子状に埋め込まれています。木造に比べて騒音や歪みに強いと言われており、その特性からマンションや公共の施設ではスラブが多用されています。

 

ひとくちにスラブと言っても、建築においてはさまざまなスラブがあります。中には多少、用語の混乱もあるようです。ここではスラブの種類を解説いたします。

 

・土間コンクリート
コンクリート製の床の1つ。上からの荷重のほとんどを地面が受ける構造になっています。よって、コンクリート自体に埋め込む鉄筋もスラブよりも軽微なもので済むとされています。ただし地盤の影響を受けやすく、地盤沈下が起きた場合にはコンクリートが荷重を受けきれず破損する可能性もあるとされます。
なお、土間スラブと呼ばれることがあるのですが、それは誤用と言われることもあります。

・構造スラブ
土間コンクリートと違い、柱や梁によって支えられるコンクリート製の床を構造スラブと呼びます。2階以上の床と似たつくりになるため、荷重はこの構造スラブ自体が受けます。そのため、コンクリートの中に埋め込む鉄筋は土間コンクリートより強固なものである必要があります。その分、土間コンクリートと違い、構造スラブは地盤沈下が起きても比較的影響を受けづらいとされています。

・2重スラブ
床スラブが、2重構造になっているものです。2つのスラブの間にはスペースができる事になります。このスペースに給水や排水などの配管を通すことができ、配管を露出せずに済むという役割もあります。

・フラットスラブ
梁がないスラブを、フラットスラブと呼びます。梁で支えない代わりにに、柱でのみ支持する構造です。梁が無いことで天井を高くすることができ、開放的な空間の演出に役立ちます。また、大きな窓をつくることができる点も特徴の1つです。

しかし耐久性において気を付けなくてはいけない点があるとされています。柱でのみ支えられているため、衝撃が柱とスラブの接触する狭い1点に集中し、柱がスラブを突き抜ける「パンチング破壊」という壊れ方をする可能性が考えられています。

・片持ちスラブ
窓の外の庇(ひさし)やエントランスの雨除けなど、片方だけが壁に支持されているスラブです。もう片方は空間に浮いている形となります。その形状のため一般的には支持が弱く、建築において注意が必要とされるタイプのスラブです。

 

ひとくちにスラブと言っても、様々な床版がありますね。

鉄筋コンクリート造の建築物において、床の荷重を支える構造床は内装工事をする

当社には重要な関わりがあります。

作業をするとき、床がしっかりしてないと重要な事故にもつながりますので

しっかりスラブコンクリートを施工している工事業者様に感謝です。

 

 

 

では、本日は以上になります。

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『サカイリブ』について

こんにちは、オフィス回復ドットコムのブログ担当です。

東京都豊島区の池袋を拠点にオフィスの【内装仕上げ工事】全般・【原状回復工事】を手掛けております。

 

つい最近、『サカイリブ』をペイント施工をしたので

本日はサカイリブについての説明と施工工程を簡単にご紹介と最後にペイントの工程を載せたいと思います。

 

まず、サカイリブとは、空間を様々な表情に演出する、(株)サカイの内装パネル材です。100種類を超える様々なバリエーション豊かな商材があります。

公共空間、商業空間、プライベート空間等、ジャンルを問わず多種多様なお好みの空間創造が表現できます。

 

引用:サカイリブ

 

サカイリブの施工方法は(簡略説明)

①リブ材を貼る場所(壁)に墨出し割付けをします。

②リブ材を貼る場所(壁)にテープの貼り付け。

③テープを貼った後に墨出し、割付けした所定の位置にビード状に接着剤を塗布します。

④リブ材を墨出し、割付けした所定の位置に合わせて貼り付けます。
貼り合わせ後、リブ材の上からテープ、接着剤の位置を十分圧着してください。
リブ材の貼り合せは、接着剤塗布後 10 分以内に行い、貼り付け後はズラシなど位置修正ができないので間違えない様にしてください。

⑤接着剤が硬化するまで養生してください。

 

では、資材で使用するリブ材をペイント加工の工程になります。

スプレーガンとペイント液を用意します。

ムラなく上からペイント材を全体に吹きかけていきます。

最後にムラ、塗ってない箇所がないか確認して硬化を待ちます。

仕上がりになります、完全に乾燥するのに約二日間かかります。

このリブ材が何に使用されるかはまたのお楽しみに。

 

では、本日は以上になります。

 

 

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FGボード施工

こんにちは、オフィス回復ドットコムのブログ担当です。

東京の池袋を拠点に関東一円範囲で【内装工事】全般・【原状回復工事】を手掛けております。

 

本日は『FGボード(エフジーボード)』施工内容についてです。

 

FGボートとは曲面施工ができる繊維混入石膏板です。

 

ソフトな色と肌あいを持ち、腰が強くて、しかも厳しい曲面施工が容易にできる不燃ボードです。多様な内装デザインに幅広い可能性をもたらします。

 

可撓性が非常に良いので、緩やかなカーブ面 の施工はそのまま(ドライ工法)施工できます。散水すると(ウェット工法)さらに厳しい湾 曲 面の施工が可能になります。

 

せっこう系でありながら、靱性はフレキシブル ボードに匹敵します。
曲げ強さは、けい酸カル シウム板より強く、耐衝撃性は、せっこうボードよりも優れています。

 

FGボードの加工方法は、ボードに散水し、曲面下地に合わせて曲面施工です。

散水方法は、ボードを水平面に置き、片面から散水する場合は散水後7~8分、 両面から散水する場合は片面散水後約3分、さらに裏面散水後 約3分それぞれ放置し、板の中心部まで十分吸水させた後に、施工します。

なお、曲面をより美しく仕上げたい場合には、(簡易)型で下ならしを行います。

 

いっそうきれいな曲面を出 す場合は、2層張りを行うことをおすすめします。

その他にもFGボードにはメリットがあります。

せっこうボード、けい酸カルシウム板に比べて 遮音性能が優れています。

 

 

よく使用されたりする場所としまして

音楽ホール、病院、会館、ショッピングモール、店舗、遊戯施設、文化センター、宿泊施設、体育館、地下歩行空間、介護施設などのエントランスやロビー他、衝撃に耐えられる学校の壁など

幅広く流用されております。

 

加工する現場からの意見ですが、冬に行うと寒くて仕方ないそうです。笑
散水にかなり水を使用するので現場が冷えるのかもしれませんね。

夏場だったらこの作業でしたら最高ですね!

 

 

内装のデザインをお洒落にしたい方、ぜひお気軽にご相談下さい。

 

本日は以上になります。

 

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